有機野菜とは?長所と短所を比較しよう!

有機野菜について

有機野菜とは?長所と短所を比較したいと思います!

 

有機野菜には長所と短所があるのでそれぞれを把握しましょう!

 

有機野菜とは?

 

体に良い野菜として「有機野菜」が知られていますが、実際、どんな風な野菜を「有機野菜」と言うのか知ってますか?

 

有機野菜とは、畑に農薬や化学肥料を2年以上蒔いていない畑で国認定の登録認定機関で、有機JAS認定を取得した野菜を言います。

 

化学肥料の他に有機肥料があるのですが、こちらを使って育てた農作物も「有機野菜」として認められています。
堆肥の原料は鶏糞や落ち葉などを利用して作った土、人が作った農薬などではなくて、自然に出来る物を使って作ります。

 

化学肥料は科学的に合成された無機質素材を原料とした肥料の事を言います。
植物が持つそのものの栄養分が成分で、効果の早く安値で購入することが出来ます。

 

化学肥料を使った畑は肥料効果は高いのがメリットですが、その分野菜の成長のスピードも速く不十分なまま行われ、養分なども有機野菜に比べると衰えてしまうことがあります。
また土壌劣化や残留性が高く、薬などの与えすぎで水質汚染や土壌汚染なども与える場合もあります。

 

化学肥料により土の中の有機質食料がなくなり、微生物が食べる事が出来ずに死んでいき、そして微生物が居なくなった土は無機質な土質になり硬くなります。

 

硬くなった土では植物の根が伸びず栄養不足にもなります。

 

どんどん悪循環が生まれ、最後には収穫すら出来ない土へと変わってしまいます。

 

また、堆肥を使った肥料効果は遅く生育も遅いのですが、野菜本来の味を楽しめ薬による被害もないことで、今では大変人気となっています。

 

コストを考えると農家には厳しいですが、「有機野菜」として栽培している野菜も増えてきており、安心で安全な野菜を求める消費者の需要はどんどん増えています。

 

 

有機野菜の長所

 

食の安全性が高まった最近、「有機野菜」を求める消費者が急増しています。有機野菜のいいところを紹介したいと思います。

 

まず「安全性」です。

 

有機野菜を作る際、作付け2年前から農薬や化学肥料を使った土壌でないこと、そして厳しい基準をクリアした物だけです。
一般的な野菜は、農作物の育成促進するために化学肥料を使い、また害虫や病害を抑えるために、農薬を散布して栽培されます。

 

有機野菜として売られている商品は、一般の野菜同様の栽培では認められず、認定制度があるので、健康などへの安全性は確かです。

 

そして「エコ」な事です。

 

有機野菜とエコは結びつかないように感じますが、有機土壌は一般的な農地と比べると、二酸化酸素を沢山含んだ土壌環境になります。
特に大豆などの農作物を有機野菜として育てた場合、空気中にある二酸化酸素を大量に吸い取ってくれ減少させてくれます。

 

それから「味と栄養価が高い」ことです。

 

農薬や化学肥料を使っていない分、土の中では微生物が活発になりミネラルも豊富になります。

 

植物は土の中の栄養分を根から吸収し、栄養分となります。
土環境により農作物は、味と栄養価が左右されるのです。

 

野菜本来の力が自然に発揮するので、栄養価は一般野菜に比べるとグンと高く、そして味もとっても濃厚です。薬により育成促進されないので、自然本来の味を蓄積します。

 

有機野菜は栄養価がはるかに高くなるので、美容などへの効果も一般野菜とでは効果への違いもあります。

 

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有機野菜の短所

 

安全で安心な「有機野菜」が人気となっていますが、有機野菜にも一般野菜同様にデメリットがあります。

 

まず「有機野菜を作る農家が少ない」事です。

 

一般野菜の日本での需要は99%なのに対し、有機野菜を栽培している農家は、1%にも満たさないのが現実です。

 

安全安心な有機野菜を作るためには、化学肥料や農薬に頼らない分色んなリスクと費用がかかります。

 

有機質土壌での農作物の育成も、一般野菜に比べると非常に遅く自然任せの栽培になるので、出荷も不安定になってしまいます。

 

「有機野菜」として出荷するためには、厳しい基準と費用もかかります。
このことから栽培にフリな部分も多いため、栽培する農家が少ないのです。

 

そして「価格が高い」事です。

 

有機野菜は非常に手間とコストがかかる為、販売する時の価格が高いです。

 

消費者側としては、高い野菜と安い野菜が売られていたら、やっぱり安い野菜のほうを購入してしまいますよね?

 

安全安心な野菜をお金で買うことになるので、まだまだ節約志向の消費者にとって、有機野菜の浸透力が低いのです。

 

それから「形や味のバラつき」です。

 

野菜本来の力で極力育てるため、化学肥料などの力で栽培はしません。

 

育成促進剤でもある化学肥料を使わないことで、野菜が自由に育ち形もみんな不揃いになりがちです。

 

味は一般野菜に比べると濃厚で栄養価が高いのは確かですが、すべてが優秀なわけじゃなくて、中には味が悪い農作物もあります。

 

色・形・大きさが不揃いの事で、なかなか市場にも出回りにくく農業を営む人が少ないとの循環になっています。

 

 

無農薬野菜とは

 

野菜などの食べ物は、出来るだけ農薬など健康に害のない物を使って栽培された野菜のほうがいいですよね?

 

化学肥料や農薬を使った野菜よりも、値段も若干高めの「無農薬野菜」は、健康を気遣う人たちに今注目されています。

 

無農薬野菜とは、そもそもどんな野菜の事を言うのでしょうか?

 

無農薬野菜とは、例えば今年野菜を作るとして去年、農薬を使ったとしても、今年の野菜の栽培中に農薬などを使わなければ、「無農薬野菜」として認められます。「有機野菜」の場合は、作付け2年前から化学肥料や農薬を使った畑での作物は禁止されていますが、「無農薬野菜」は基準が緩いです。

 

無農薬栽培は手間とコストがかかる為、多くの農家では化学肥料などの力を借りて安定した作物作りをしているのが殆どです。

 

無農薬栽培には、薬を使わず「合鴨農法」などを取り入れ、合鴨を用いて害虫駆除をしてくれるなどの、昔ながらの農法もあります。

 

有機肥料をふんだんに使い、土の中の微生物を活発にして野菜をゆっくりと栄養分を蓄えながら育てます。

 

無農薬野菜で大事なのが、害虫による被害を極力抑えることです。
病害虫の卵や菌など寄せ付けない、木酢液などを使った自然の薬を使用することで、無農薬野菜として作ることが出来ます。

 

無農薬野菜として販売されている野菜を見てみると、虫に食べられた跡がある場合があります。

 

これは農薬などで害虫を駆除していない証になりますので、心配な方は証をチェックしてみてください。
「無農薬野菜」として申請するのは、全て自己申請となっています。

 

有機野菜の検査・認定法

 

「有機野菜」として認めてもらうためには、農林水産省が認める認定登録機関の厳しい検査をクリアして、「有機JASマーク」を取得した野菜だけが「有機野菜」として出荷できます。

 

認定するのには費用も厳しい認定審査もあります。

有機野菜を育てるための条件も厳しく、どんなに基準を守ったとしても近所の農家で農薬等を散布し、風の流れで自分の畑にも影響があった場合は、残留農薬があるとして、審査クリアできない場合もあります。

 

それだけ厳しい審査なので、全国でも審査を行う農家は、1%も居ないといわれています。
認定登録機関は全国で約70以上あるのですが、それぞれ申請から認定の流れや費用が違います。

 

まず有機野菜の検査をするための認定までの簡単な流れです。

 

作付けする2年前から、化学肥料や農薬を使っていない土壌で栽培する事。
国が認める認定登録機関に申請。

 

申請後に機関による、書類審査・栽培状況を見るため実地検査を行います。
厳しい審査基準の中、認定登録機関に認められると認定書が発行され
 「有機JASマーク」を野菜に貼る事ができます。

 

 

 

厳しい検査の他にも、一年に一度は機関による検査があるのでズルなどは出来ません。

 

それからコストもかかるため中には認定機関の検査を受けずに、「有機野菜」として売られている場合もあります。これは犯罪になり「有機JASマーク」を勝手に貼った場合は、一年以下の懲役、100万円以下の罰金があります。
「有機野菜」と名乗るだけでも、50万円以下の罰金があります。

減農薬野菜、低農薬野菜とは

最近は野菜に対しての安全安心性が溜まってきました。安全安心として人気のある「有機野菜や無農薬野菜」。

 

このほかにも「減農薬野菜・低農薬野菜」があるのはご存知ですか?
名前から見れば分かると思うのですが、農薬をあまり使っていない野菜です。

 

名前だけ見れば、どれもこれも同じに見えてきますよね?
一つ一つ見てみると、それぞれの栽培方法に違いがあるのが分かります。

 

 

「減農薬野菜」と呼ばれる野菜

 

これまで農作物を作っていた農薬を、5割以上減らして栽培した農作物の事を言います。
農薬の加減はその人それぞれです。
なので他の農家に比べると農薬を使う量がこれまでは高く、それでも今年から去年に比べて5割減の農薬で栽培した場合、この場合でも減農薬野菜として、販売することが可能です。5割減農した場合でも、他の地域に比べると高い農薬率の場合もあると言う事です。

 

「低農薬野菜」と呼ばれる野菜

 

低農薬野菜としての定義はなく、最低限の農薬の散布などで作られた野菜を、「低農薬」として判断しているそうです。

 

一般的な野菜に比べると農薬の使用度は低いですが、「有機野菜」のように全く農薬等を使わない野菜とは違い、農薬を少なからず使用して栽培しているのは確かです。

 

現在は「無農薬野菜・低農薬野菜・減農薬野菜」と表示する事は禁止されており、3つの野菜全て「特別栽培農産物」と表示しての販売になっています。

 

まだまだ消費者への浸透力が低いので、「減農薬野菜」などと表示しての販売は目立っているのが現状です。

 

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